セラーセントラルに「知的財産に関する苦情」が表示された、出品が突然削除された、権利者の連絡先が書かれた警告が届いた、という出品者に向けた記事です。どの権利について、誰が、どの範囲を問題にしたのかを通知から読み解く方法と、状況ごとの資料、異議申し立てや撤回依頼の進め方、出品前の再発防止を整理します。
知的財産権の警告で何が起きているのか
Amazonは、ブランドなど権利所有者の知的財産権を侵害する出品を禁止しています。ヘルプでは、出品者が自覚のないまま侵害していた場合でも措置がとられ、警告の表示やアカウントの停止に至ることがあり、繰り返し侵害するユーザーのアカウントは閉鎖する場合があると説明されています。偽造品の取り組みのヘルプでは、正規品でない商品を販売した場合、関連アカウントを含む停止・閉鎖のほか、FBA在庫の出品者負担での廃棄や、売上金の支払い留保もあり得るとされています。
知的財産権ポリシー、偽造品の取り組み、ブランド名ポリシーは、いずれもアカウント健全性の評価(AHR)の対象です。重大度の例では、権利者からの有効な権利侵害の通知が「高」、試買で偽造品・海賊版と判定された商品が「重大」とされています。スコアの仕組みはアカウント健全性スコアの点検方法で扱っています。
本記事は2026年9月時点の情報で、規約や画面の名称は変更されることがあります。侵害にあたるかどうかの法的な判断は、弁護士や弁理士に確認してください。

通知を4つの観点で読み解く
まず、セラーセントラルの「パフォーマンス」→「アカウント健全性」で違反の一覧を開き、「パフォーマンス通知」の本文を読みます。対象の出品は、「商品規約の遵守」と在庫管理の停止中の出品情報で確認します。そのうえで、次の4つの観点で整理します。
| 観点 | 確認すること | 対応への影響 |
|---|---|---|
| 1. どの権利か | 商標・著作権・意匠・特許・実用新案、偽造の指摘か | 集める資料と専門家への相談の要否 |
| 2. 誰からの申告か | 権利者の報告、ブランドの削除ツール、Amazonの検知による「疑い」 | 撤回を頼む相手がいるか、修正で足りるか |
| 3. 何が対象か | 自分の出品だけか、ASIN全体か、画像や文章か | 修正で解消できるか、出品をやめるべきか |
| 4. 措置の段階 | 検索対象外、出品削除、警告、停止、繰り返しのラベル | 対応の優先順位と申し立ての窓口 |
「アカウント健全性」に「商標の悪用」と表示されることもあります。そのときも、対象のASINと指摘の内容を確かめ、観点1から順に読み解きます。
観点1. どの権利か|権利の種類と番号を確かめる
特許・実用新案・意匠・商標の4つは「産業財産権」と呼ばれ、特許庁に出願し登録されることで権利になります。一方、写真や説明文などの著作権は、著作物を創作した時点で発生し、登録は必要ありません。
| 権利 | 期間(日本法の原則) | Amazonで問題になりやすい場面 |
|---|---|---|
| 商標権 | 設定登録の日から10年(更新可) | ブランド名やロゴの使い方、偽造品 |
| 著作権 | 原則として著作者の死後70年 | 他者の写真・説明文の無断使用 |
| 意匠権 | 意匠登録出願の日から25年 | 登録デザインと同じか似た外観 |
| 特許権 | 特許出願の日から20年(延長制度あり) | 商品の構造や仕組み |
| 実用新案権 | 出願の日から10年 | 商品の形状・構造や部品の組合せ |
※意匠権の「出願日から25年」は2020年4月1日以降の出願が対象です。それより前に出願された意匠は、現在も登録の日から20年のままなので、古い意匠権をJ-PlatPatで確認するときは出願日にご注意ください。

権利者の報告には、商標番号・特許番号・著作物の詳細など権利を特定する情報を含めることになっており、1つの申告で扱う権利は1種類だけです。番号が分かれば、INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」で日本の産業財産権を無料で検索し、権利の種類や権利者名が通知と一致するか、権利が存続しているかを確かめます。消滅しているように見える場合も、判断は弁理士などに確認してください。「特許権侵害」とされた番号が意匠の登録番号だった、という出品者の報告もあります。通知から権利の種類を読み取れない場合は、アカウント健全性ダッシュボードの「お問い合わせ」からアカウントヘルスサポートに相談するよう、Amazonスタッフがフォーラムで案内しています。
商標権・意匠権は「似ているもの」にも及ぶ
商標法では、指定商品・指定役務やこれに類似する商品・役務について、登録商標に類似する商標を使うことなども侵害とみなされ、意匠法でも、意匠権者は登録意匠と「これに類似する意匠」の実施をする権利を専有します。ロゴやデザインを少し変えた程度では問題が解消しないことがあります。また、偽造品は商標権侵害の一形態で、登録商標を使っていない「似た商品」は偽造品ではないものの、意匠権や不正競争防止法に違反する場合があるとヘルプは説明しています。
通常は侵害にならない使い方
自分で撮影した商品写真は通常自分に著作権があり、正規に購入した本やCDなどは、著作権の「消尽」により通常は許可なく再販売できるとヘルプは説明しています(商品の種類や販売方法によっては例外がある場合もあるため、迷う場合は専門家に確認してください)。正規品の出品や、商標登録された単語を辞書の意味で使うことも通常は可能とされています。

観点2. 誰からの申告か
権利者は、Amazonブランド登録(Brand Registry)から、または「知的財産権の侵害の報告フォーム」から報告します。保護プログラム「Project Zero」の参加ブランドが模倣品の出品を直接削除した場合も、苦情の通知が届きます。有効な通知と判断されると、Amazonは内容を削除して当事者に措置をとり、権利者の連絡先を共有します(出品者が受け取る警告に記載)。
一方、Amazonの監視(機械学習と専門家のレビュー)により、商標権侵害の「疑い」で出品が検索対象外になることもあります。この場合の確認手順は商標侵害の疑いで出品が削除されたときの確認にまとめています。
観点3. 何が対象か
| 権利 | 報告の単位(ヘルプの説明) |
|---|---|
| 商標権 | ASINレベル/出品者レベル/商品詳細ページ |
| 著作権 | ASINレベル/出品者レベル/画像やテキスト |
| 意匠権・特許権 | ASIN全体(承認されるとそのASINが削除される) |
| 実用新案権 | ASIN全体(権利者が報告する際に技術評価書の提出が必要) |
ASINと商品詳細ページが残り自分の出品だけが消えたなら、商標権・著作権の出品者レベルか、画像・テキスト単位の報告が考えられ、画像や文章の差し替え、出品の停止で対応できるかを検討します。ASINごと消えたなら、意匠権・特許権・実用新案権か、商標権・著作権のASINレベルの報告が考えられ、その商品を扱い続けられるかから確認します。
観点4. 措置の段階と繰り返し
同じポリシーへの違反が180日以内に上限回数に達すると、アカウントが直ちに停止される可能性があります。上限は重大度で異なり、重大度の高い違反では2回までとなる可能性があるとされ、権利侵害のポリシーはしきい値が低い例に挙げられています。繰り返し違反には「商品規約の遵守」の影響度の列にラベルが付くので、1件目から、通知日・ASIN・権利の種類・対応内容を記録しておきます。段階ごとの主な対応先は次のとおりです。
- 商標権侵害の「疑い」で検索対象外:出品商品を表さない商標・ロゴや互換性の書き方を直して保存し、24時間後も停止中なら「商品規約の遵守」からテクニカルサポートへ
- 権利者の申告による出品削除や警告:「知的財産に関する苦情」の「次のステップ」から異議を出す(Amazonスタッフの案内)か、通知に返信する
- アカウント停止:「出品用アカウントの再開」から申し立てる(STEP4)
- 試買で偽造品と判定された「重大」の違反:1件でも停止の対象で、対応期間は3日間のため最優先

状況別の対応と提出資料
公式ヘルプの案内をもとに整理します。最終的には通知の指示を優先してください。
| 状況 | 主な対応 | 用意する資料 |
|---|---|---|
| 一度も出品していない商品で警告 | 通知に返信し、出品したことがない旨を伝える | ヘルプでは指定なし(通知の指示に従う。自分の出品履歴は確認しておく) |
| 正規品なのに商標権侵害・偽造品の指摘 | 通知に返信し、誤りと考える具体的な理由を伝える | 真正性を示す請求書または注文番号 |
| 著作権の指摘 | 通知に返信し、具体的な理由を伝える | ヘルプでは請求書または注文番号。画像や文章が対象なら、自分で撮影・作成したことを説明できる記録も整理 |
| 警告が複数あり、正規品と確信している | セラーセントラルから異議を申し立てる | 対象ASINのリストと、請求書・注文番号・権利所有者による権限付与書面(Eメールの転送は不可)のうち1点以上 |
| 特許権の指摘 | 通知に返信し、具体的な理由を伝える | 理由を裏付ける資料(専門家の確認も検討) |
| 権利者とライセンス・販売代理店などの契約がある | 権利者に苦情の撤回を依頼する | 撤回は権利者からAmazonへ出してもらう |
権利ごとの詳しい確認点は、商標権侵害・偽造品を指摘されたときの整理、著作権侵害の申し立てへの対応、意匠権侵害の警告の確認方法で扱っています。
請求書と認可書は「証明するもの」が違う
請求書は、正規のルートで仕入れた真正品であることを示す資料です。認可書(LOA)は、権利者が商標などの使用を許諾していることを示す資料で、権利者の承認なく商標を使っているとAmazonが判断した場合に求められることがあります。請求書は認可書として受理されない書類の例に挙がっており、使用許諾の証明にはなりません。一方、前述の表のとおり、複数の警告への異議では権利所有者による権限付与書面も資料になります。どの書類が求められているかを、先に通知で確認してください。
請求書の主な要件
- パフォーマンス通知の受領前365日以内の発行日
- 過去365日の販売数量と手持ち在庫をカバーする数量
- 対象ASINごとに記録があり、商品名・型番・製品コードがオンラインで照合できる
- 仕入先の名前・電話番号・所在地・ウェブサイトなど
- 完了した取引の、改変のない正本(価格は消してよい)。PDFまたは画像
見積書などの確定前の書類、出品者自身が発行した請求書、ExcelやWordなど編集できる形式の請求書は審査の対象外で、Amazonが仕入先に確認の連絡をする場合もあります。
認可書に必要な5項目
- 許諾者
- 被許諾者
- 付与内容(許諾する知的財産と権利の範囲)
- 地理的範囲
- 期間
書類には、権利所有企業のレターヘッドや、承認された署名者の署名または社印などが必要です。
互換品の表記や一般的な言葉が商標と判断された場合|「知的財産権侵害の疑い」の表示
「アカウント健全性」に表示される項目の一つに「知的財産権侵害の疑い」があり、「知的財産に関する苦情」とは別に並んでいます。この疑いで出品が検索対象外になったときの公式ヘルプは商標権を扱っていて、商標以外の知的財産権の疑いの場合は、テクニカルサポートへの直接の問い合わせが案内されています。互換品の表記や一般的な言葉が原因と考えられる場合は、次の書き方と対応を確かめます。
互換品の商品名には公式のフォーマットがあり、ブランド商品は「[ブランド名]+[商品名]+[商標登録された言葉/ブランド]+『用』(または『と互換性あり』『に適合』『向け』)」、ノーブランド品は先頭を「ノーブランド品」とします。商品仕様や商品説明にも「互換品」または「代替品」と書き添えるよう、Amazonスタッフはフォーラムで回答しています。2025年頃のAmazonのお知らせでは、互換性の書き方の誤りによる違反は、全在庫の管理から出品情報を編集すれば8時間以内に出品が再開され、違反も削除されると説明されています(互換性の誤りに限った説明で、現在の扱いは通知で確認してください)。
一般的な言葉が商標のテキストとして検知され、解除後に同じ理由で再び削除された例も出品者から報告されており、Amazonスタッフは再度異議を出して2回目であることを伝えるよう回答しています。
「正規品なのに」は4つに分けて考える
| 分類 | 内容 | 主な確認・資料 |
|---|---|---|
| 偽造の疑い | 真正品かどうかが疑われている | 要件を満たす請求書、注文番号 |
| 商標の使い方 | ブランド名・ロゴの使い方、ブランド名の登録誤り、互換表記 | 出品情報の修正。ブランド品を「ノーブランド品」で登録していないか |
| 出品許可 | 事前承認が必要なブランド・カテゴリー | 知的財産の苦情とは別の仕組み。「出品許可を申請」から申請 |
| 流通・契約 | 独占販売契約、最低広告価格(MAP)契約、並行輸入 | Amazonは契約違反や「並行輸入品に関する通知」を承認しない種類に挙げているが、商標権侵害・偽造品として申告される場合もあり、無効とは限らない。適法性は専門家に確認 |
出品許可の確認はブランド情報と事前承認の確認方法を参照してください。
異議・撤回依頼・再開申請の進め方
STEP1. 事実と申告の種類を確認する
対象商品をいつ、どこから、どれだけ仕入れたか、出品情報や画像を誰が作ったかを確認します。あわせて、申告が承認されない種類(前述の表の「流通・契約」に当たるもの、明瞭な互換性の記載を削除させる報告、その国で登録されていない商標・特許に基づく報告など)に当たらないかも見ます。ただし税関は、真正品と差異がなくても侵害物品になる場合があるとしており、法的な判断は専門家に確認してください。
STEP2. 誤りなら「異議」、事実なら「是正」
判定が誤りなら、感情ではなく事実と根拠資料で異議を申し立てます。侵害が事実なら、出品の停止や画像・文章の差し替えなど是正を先に進めます。
是正の申し立てが認められて違反が削除されても、個々の違反に異議を申し立てていない場合は、180日以内の繰り返しの回数に数えられることがあります。誤りだと考える違反には、違反ごとに資料を添えて異議を出しておきます。ただし、侵害が事実であるのに回数を避ける目的で異議を出すことはせず、是正と再発防止の説明に集中してください。
違反は、異議で誤りと確認された、権利者が苦情を撤回した、侵害するコンテンツの削除など必要な是正措置を講じた、追加から180日が経過した、などの場合にアカウント健全性ページから削除されます。ただし、AHRで停止された場合は、180日が経過しても違反は残るとされています。
STEP3. 権利者に撤回を依頼する
撤回は、権利者から直接、報告フォームやブランド登録ではなく適切なEメール窓口でAmazonに出してもらう必要があります。依頼は警告に記載された連絡先宛てに、事実を簡潔に伝えます。次は、仕入れ記録から誤認と考えられる場合を想定した例文で、実際の事例ではありません。仕入先名や請求書の写しを権利者に示すかどうかは、取引への影響も考えて慎重に判断してください。
[通知日]付のAmazonからの通知で、貴社の登録商標(登録番号:[番号])に関する申告により、当方の出品(ASIN:[対象ASIN])が削除されたことを確認しました。当方は当該商品を正規の流通経路から仕入れており、数量と取引内容は請求書で確認しております。出品情報に誤認を招く表示があれば、ご指摘いただき次第修正いたします。申告が当方の出品に該当しないとご判断いただける場合は、貴社から直接Amazonへ撤回をご連絡いただけますでしょうか。
撤回が得られない場合は、STEP2に戻り、誤りなら資料を添えた異議を、事実なら是正と再発防止を示す対応を進めます。アカウントが停止されているときは、次のSTEP4の手順で申し立てます。

STEP4. 停止されたら申し立てを送る
アカウントが停止された場合は、「アカウント健全性」ページ上部の「出品用アカウントの再開」から申し立てを送るか、停止通知に返信します。回答までは最大で2日間程かかるとされ、追加情報は「アカウント健全性の要請を見る」から提出します。公式ガイドラインは、事実を簡潔に書く、根本原因と実行した対応を関連書類とともに示す、審査中のすべてのASINの証拠を出す、などを挙げています。書き方は改善計画の組み立て方で解説しています。
やってはいけない対応
- 請求書や認可書を加工・偽造する:デジタル処理で改ざんされた請求書は審査の対象外とされており、不正な書類の提出はかえって状況を悪化させるおそれがあります。手元にない資料は、取引当時の請求書の控えの写しなど、実際の取引内容どおりの書類を仕入先に依頼します(日付や数量などを事実と変えた発行は依頼しません)。
- 新しいアカウントで販売を続ける:Amazonの規約では、正当な理由なく複数のアカウントを使い分けることは認められておらず、停止や警告を逃れる目的で別アカウントを使うことは規約違反です。関連アカウントとしてあわせて停止される原因にもなり得ます。
- 出品を削除して終わりにする:Amazonスタッフは、違反の種類によっては削除だけで解消しないとして、パフォーマンス通知の確認を勧めています。
- 権利者に強い言葉で撤回を迫る:撤回は権利者の判断です。威圧的な連絡や事実と異なる説明は、問題をこじらせます。
- 同じ異議を修正なしで出し直す:通らなかった理由を確認し、資料や説明を補います(同じ理由で再び削除された際に、2回目と伝えて出す異議とは別です)。
再発防止|出品前の権利チェックを仕組みにする
Amazonが挙げる出品前の確認点(信頼できる販売業者からの調達か、正規品と証明できるか、説明が購入者を混乱させないか、商標を互換性の説明として事実に基づいて使っているか)に、次の項目を加えてチェックします。
出品前に確認したいこと
- 商品画像は自社撮影か、許諾を得た素材か
- 説明文を他社の商品ページから流用していないか
- ブランド名の入力が商品やパッケージの表示と一致しているか
- 互換品の商品名が公式のフォーマットに沿っているか
- 新しいブランドやデザイン性の高い商品を、J-PlatPatで確認したか
- 請求書をASINとの対応が分かる形で保管しているか
- 仕入先の名称・住所・電話番号・ウェブサイトを確認でき、請求書にも記載されるか
海外から仕入れる場合、商標権・意匠権などを侵害する物品は、数量にかかわらず、偽物と知らなかった場合でも、税関で侵害物品と認定されれば輸入できません。さらに2022年10月1日からは、海外の事業者から郵送等で送られる商標権・意匠権の模倣品は、個人使用目的の購入でも取締りの対象です。発注前に仕入先の信頼性と権利関係を確認します。

よくある質問
Q. 卸業者の販売許可書は認可書になりますか?
A. 認可書のヘルプでは、販売権・再販業者契約書や請求書、納品書、発注書などは、認可書として受理されない例に挙げられています。権利所有者本人から、前述の5項目を満たす書面を得られるかを確認してください。
Q. 権利侵害の違反は5回までなら停止されないと聞きました。
A. 2025年3月版の公式資料には回数の記載がありましたが、2025年7月23日から有効な現行のヘルプにはポリシーごとの具体的な上限回数の記載はなく、重大度の高い違反では2回までとなる可能性があるとされています。回数を当てにせず、1件目から対応してください。
Q. 撤回されれば、すぐに販売を再開できますか?
A. ヘルプでは、撤回があればコンテンツを回復できるとされていますが、日数の公式な記載は確認できていません。撤回後は、「商品規約の遵守」とアカウント健全性ページで出品の状態と違反の表示を確認し、変わらない場合はアカウントヘルスサポートに問い合わせます。
Q. 海外のAmazonでも同じ手続きですか?
A. ストアによって異なる場合があります。米国のヘルプには、著作権について米国のデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく手続きなど、日本版にない手段が案内されています。販売しているストアごとのヘルプを確認してください。
まとめ
- 自覚がなくても措置の対象。権利者の有効な通知は重大度「高」、試買での偽造判定は「重大」
- 通知は4つの観点で整理し、J-PlatPatで番号と権利の存続を照合する
- 請求書は真正性、認可書は使用許諾を示す。求められている書類を確かめ、加工はしない
- 誤りなら異議、事実なら是正と再発防止。撤回は権利者から直接Amazonへ出してもらう
- 出品前のチェックと仕入れ記録の保管で、180日以内の繰り返しを防ぐ
判断に迷う場合は、通知と仕入れ記録を整理したうえで、法的な点は弁護士・弁理士に、手続きはアカウントヘルスサポートや専門家に早めに相談してください。
※本記事は一般的な解説です。個別のケースは状況により対応が異なります。




