停止の通知を受けて改善計画を求められたものの、何から書けばよいか分からない。提出しても却下が続き、どこが足りないのか見当がつかない。そんな出品者の方に向けて、通知の読み取りから3つの要素の組み立て、裏付け資料、却下後の見直しまでを作業順に解説します。
改善計画(POA)の役割と、書く前の見極め
Amazonの日本語ヘルプでは、出品者出荷の停止などから回復するために提出する文書を「パフォーマンス改善計画(POA)」と呼んでいます。英語ではPlan of Actionと呼ばれ、POAはその略です。これを送る手続きは「申し立て」で、パフォーマンス通知に対して送信する情報と定義されています。改善計画は反省文ではなく、通知の指摘への回答書だと考えると、何を書くべきかが見えやすくなります。
本記事の内容は、2026年9月時点で確認できたセラーセントラルのヘルプなどに基づいています。規約や画面の表記は変更されることがあるため、手元の通知と最新のヘルプもあわせて確認してください。
3つの要素と、公式資料での扱い
改善計画は一般に、根本原因・是正措置・再発防止策の3つで組み立てます(Amazon出品大学の英語の資料の説明。2024年作成の海外出品者向けで、日本のストア専用ではありません)。現行の日本語ヘルプは、根本原因の特定と、実施した具体的な対応を詳細な内容、変更実施日、または関連書類とともに知らせるよう求めています。

改善計画が合う案件、別の形で出す案件
通知の種類によっては、改善計画ではなく別の提出物が求められます。書き始める前に、自分の案件がどれに当たるかを確かめます。
| 状況 | 提出の形 | 中心になるもの |
|---|---|---|
| 違反の判定そのものが誤りだと考える | 異議申し立て | 誤って検出されたことを示す証拠 |
| 違反があったことを認める | 申し立て(改善計画) | 根本原因・是正措置・再発防止策と裏付け資料 |
| 商品コンディションに関する違反 | 選択肢から選ぶ形式。改善計画は受け付けられない | 原因と修正内容の特定、予防措置の証拠 |
| FBAの在庫が原因と思われる | 申し立ての前にビンチェック(FBA在庫の状態確認)を依頼 | 解決済みのケースID |
| 食品・商品の安全性、制限対象商品 | 「商品規約の遵守」の「次の手順」列からコンプライアンス情報を提出(商品の安全性などの一部の違反は「コンプライアンスの管理」ダッシュボードに表示される場合あり) | 正規で無修正の書類、または要件が当てはまらない理由 |
| 知的財産権の警告・停止 | 未出品の申告、権利者への撤回依頼、誤って削除された場合の異議申し立て。アカウントが停止された場合は「アカウント健全性」ページの「出品用アカウントの再開」からの申し立て、または停止通知への返信(書式は改善計画に準じる場合がある) | 請求書、注文番号、権利所有者の許諾書面など。侵害を認める内容を書く場合は、出品前の権利確認の手順も示す |
| 停止前で、指標の悪化による停止リスクがある | 対象者に表示される5問のクイズ | クイズへの回答(注文不良率・キャンセル率のヘルプでは、72時間以内に合格すれば改善計画は不要) |
知的財産権の案件で撤回依頼・異議申し立て・改善計画のどれを選ぶかは、知的財産権の警告を権利の種類ごとに整理する方法で確認できます。
事実と違う立場を選ばないことも大切です。申し立てが認められて違反が一覧から消えても、異議を申し立てていない発生事例は、180日以内は繰り返し違反の回数に数えられることがあります。一方、事実の違反を誤りだと主張すれば、説明全体の信頼性を損ねかねません。
材料集め|通知を分解して対応表を作る
いきなり文章を書き始めず、まず「何を指摘されたか」「どの商品が対象か」「いつまでに何を出すか」を書き出します。
STEP1. 通知の段階を確かめる
旧形式のヘルプページでは、注文不良率や出荷遅延率が高い場合やポリシー違反について、警告、出品権限の一時停止、出品権限の取り消しのいずれかの通知が届くと説明されています。重大な繰り返し違反や、指標の悪化による停止リスクの通知は、アカウント健全性ページ上部のバナーで案内される場合があります。段階によって求められる提出物や期限が異なる場合があるため、手元の通知が何を求めているかを最初に確認し、それに合わせて書き分けます。停止から申し立てまでの流れはアカウント停止から再開申請までの全体像で整理しています。
STEP2. 指摘と対象ASINを漏れなく拾う
確認する場所と拾う情報
- パフォーマンス通知(メニュー→「パフォーマンス」→「パフォーマンス通知」):指摘の文言、措置の理由、期限
- 最初の通知の下部:審査の対象になっている商品(ASIN)の一覧
- 「アカウント健全性」の「商品規約の遵守」→「すべて表示」:削除された出品情報の履歴、現在のステータス、「次の手順」列のガイダンス
- 書類についての記載:提出の期限と、書類がカバーすべき期間(商品によっては過去365日分の請求書)
STEP3. 指摘ごとの対応表を作る
ヘルプは、問題が複数あっても違反につながった根本原因を特定すること、審査中のすべての商品について証拠を出すことを求めています。漏れを防ぐには、指摘(または対象ASIN)を1行ずつ並べた対応表を作り、列を順に埋めていく方法が役立ちます。
| 列 | 書き込む内容 | 空欄なら疑うこと |
|---|---|---|
| 通知の記載 | 指摘の文言、対象ASIN、通知日 | 通知を最後まで読めていない |
| 確認した事実 | 注文・在庫・出品・仕入れの記録で確かめたこと | 推測で書こうとしている |
| 根本原因 | 直接の原因と、防げなかった仕組みの穴 | 「不注意」で止まっている |
| 是正措置 | 実施した対応、実施日、裏付けの書類 | 対応がまだ終わっていない |
| 再発防止策 | 担当・頻度・確認内容・記録の残し方 | 心がけの表明になっている |
| 添付資料 | 資料番号と強調した箇所 | 主張を裏付ける資料がない |
どこかの列が空いているなら、改善計画はまだ完成していません。調査を先に終え、文章化は最後に回します。

根本原因|「なぜ防げなかったか」まで掘り下げる
ヘルプは根本原因の例として、確認できない仕入先、在庫管理の問題、品質管理の問題を挙げています。指標の悪化や違反の「主な理由」としては、次のような例も示しています(旧形式のヘルプページの例のため、設定画面の名称は現行のヘルプで確認してください)。
| 通知の種類 | Amazonが挙げる主な理由の例 | 示されている見直しの方向 |
|---|---|---|
| 注文不良率 | 並行輸入品を正規品のカタログで出品、コンディションの設定ミス、返品ポリシーに沿った返品を承認しなかったことによるマーケットプレイス保証申請 | 商品登録規約・各種ガイドライン・返品ポリシーの確認 |
| 出荷遅延率 | 注文の殺到、海外からのドロップシッピング、長期休暇設定の忘れ、天候 | リードタイムの設定、FBAの活用、休暇前の設定 |
| 出荷前キャンセル率 | メディア露出などによる注文殺到で在庫切れ(実態と異なる在庫数〈9999など〉を入力していないか)、他の販売経路との在庫共有による在庫切れ、1回の注文あたりの発注上限数の未設定 | リアルタイムの在庫管理、確保できる在庫数の入力 |
| 禁止商品などの違反 | 仕入先がプロモーション用のCDを同梱して納品していた | 該当商品の除去と、その後の定期的な在庫確認 |
これらの多くは直接のきっかけです。根本原因として書くのはその奥の「なぜ防げなかったか」、つまり業務の仕組みの穴で、「なぜ」を2〜3回たどると行き着きやすくなります。次は実際の事例ではない想定例です。
出荷予定日を過ぎた注文が続いた
→ なぜ? 休業期間中も注文を受け付けていた
→ なぜ? 休業前に出品の設定を切り替えていなかった
→ なぜ? 休業前の確認項目と担当者が決まっておらず、1名の記憶に頼っていた(ここを根本原因として書く)
最後の「なぜ」まで書けば、是正措置と再発防止策が自然に導けます。

原因を書くときの注意点
- 商品の紹介や自社の事業説明、購入者についての意見ではなく、問題につながった事実と出来事に焦点を当てる。感情的な表現や、別のケースの情報は含めない(ヘルプのガイドライン)
- 購入者・配送業者・仕入先に責任を押しつけない。外部の要因があっても、それを防ぐ手順が自社になかった点を書く
- 確認できた原因と調査中の事項を分け、調査中のものには何をいつまでに確かめるかを添える
- 知的財産権は自覚がなくても措置がとられることがある。「知らなかった」で終わらせず、出品前に権利を確かめる手順がなかったことを書く
是正措置と再発防止策|「済んだこと」と「続けること」を分ける
是正措置は「すでに実施した一回限りの対応」、再発防止策は「これから続ける仕組み」と分けて書きます。ヘルプの例でいえば、禁止商品を在庫から取り除くのが是正措置、その後も定期的に在庫を確認するのが再発防止策に当たります。
是正措置は「範囲」「日付」「資料」で書く
「出品を見直しました」だけでは、何をどこまで直したのかが伝わりません。「〇月〇日、対象ASINを含む全出品の在庫数を実在庫と照合して修正(資料3:修正前後の在庫一覧)」のように、範囲と日付と資料番号まで書きます。通知の対象外にも同じ原因の出品が残っていないかを点検し、結果も記載します。
再発防止策は再開後に回す手順として書く
再発防止策は審査のための文章ではなく、再開後の業務手順そのものです。ヘルプによると、同じポリシーへの違反を繰り返し、180日以内に上限回数に達すると「重大」の違反として扱われ、3日間の対応期間内に対応しなければ申し立ての送信が完了するまで停止されます。2025年には、権利侵害と制限対象商品の2領域に適用されていたこの扱いを対象ポリシー全体に広げる更新が告知されました(プレビュー期間は2025年7月23日まで)。ポリシーごとの上限回数は非公開ですが、重大度の高い違反では2回までとなる可能性があるとされています。再発防止策は、再開後も無理なく続けられる内容にしておくことが重要です。
再発防止策に入れたい5つの項目
- 担当:誰が行うか(不在時の代わりも)
- タイミング:毎日、入荷のたび、出品の前、休業の前など
- 確認内容:何を、何と照らし合わせるか
- 記録:結果をどこに残し、誰が見返すか
- 点検:手順が守られているかを誰がいつ確かめるか
仕入先に原因がある場合は、ヘルプ「デューディリジェンスで信頼できる仕入先を選択する」の観点が材料になります。認可書や出所を示す請求書を出せるか、品質や真正性に関する正当な苦情が発生した在庫について仕入先の責任を契約で明確にしているか、継続的に監視しているか、などです。米国向けの記述も含むため、日本の登記や許認可の確認などに置き換えて考えてください。
未実施の対策は「予定」と明記する
システムの導入など提出時点で終わっていない対策は、実施済みのものと混ぜず、「〇月〇日から開始予定」と区別します。Amazonサービスビジネスソリューション契約では、出品者はAmazonに提供する情報が常に正確かつ完全であることを表明するとされています。再開後の日々の管理は再停止を防ぐ日々の管理で扱っています。

裏付け資料|本文の主張と番号でつなぐ
ヘルプは、資料の最も重要な部分(ASIN、仕入先名、取引条件の仕入先条項など)を丸で囲んだり強調したりすると回答が伝わりやすいと案内しています。本文では「資料2の黄色の枠内」のように番号と箇所を示し、主張ごとに資料が対応している状態にします。
| 資料 | 主な要件 | 受け付けられないもの |
|---|---|---|
| 請求書 | 通知受領前365日以内の発行日、各ASINについて過去365日間の販売数量と手持ち在庫をカバーする数量、オンラインで検証できる製品コード、仕入先の連絡先。改変のない正本(価格の削除は可)をPDFまたは画像で | 見積書、仮送り状、出品者自身が発行したもの、仕入先と購入者が同じ事業体と推測されるもの、改ざんされたもの、.xlsx・.docxなど編集できる形式 |
| 認可書(ライセンス契約書) | 「許諾者」「被許諾者」「付与内容」「地理的範囲」「期間」の5項目、権利所有企業のレターヘッド、承認された署名者の署名など | 請求書、販売権/再販業者契約書、領収書、納品書、発注書などで代用すること |
| ビンチェックの結果 | 解決済みのケースID(違反と同じASIN・SKUでの依頼が推奨) | 審査が完了していないケース |
| コンディション違反の予防の証拠 | 更新したトレーニング資料、商品パッケージ、品質チェックの画像など | 在庫ページや注文の商品詳細ページの画像 |
Amazonは、請求書の仕入先や認可書の権利所有者に連絡して確認することがあります。要件を満たす書類が手元にない場合は、実際の取引内容どおりの請求書の写しや再発行を仕入先に依頼します。日付・数量・品目などを実際の取引と変えて発行してもらうことは改ざんと同じで、虚偽の情報の提供に当たるおそれがあります。請求書の真正性を疑われている場合は請求書の偽造・改ざんを指摘されたときの対応を確認してください。

文面にまとめる|例文と言い換えのコツ
対応表が埋まったら、明確かつ簡潔に文章へ起こします。次の例文は、休業中の注文の出荷が遅れて出品者出荷が停止された場合の想定で、実際の事例ではありません。自社の事実に置き換えてください。
【根本原因】当店は受注と出荷を1名で担当しており、休業前に出品の設定を切り替える手順を定めていませんでした。そのため〇月〇日からの休業中も注文を受け付け、対象の注文が出荷予定日を過ぎてから出荷されました。
【是正措置】〇月〇日、未出荷の注文をすべて出荷し、全件に出荷通知を送信しました(資料1:出荷記録)。あわせて、全出品のリードタイムを実際の作業体制に合わせて見直しました(資料2:変更後の設定画面)。
【再発防止策】休業や連休の1週間前に、出品の設定・出荷予定日・受注残を確認するチェック表を作成しました(資料3)。確認は受注担当と責任者の2名で行い、結果と実施日をチェック表に記録します(〇月〇日から運用開始)。受注担当の不在日は責任者が出荷予定日を確認し、月末に責任者が記録を見返して手順が守られているかを確かめます。
申し立ての画面では、質問書の提出、違反の確認、質問への回答、補足書類の提出などを求められる場合もあります。要素名を付けた独立の段落にしておけば、設問ごとに切り分けて使えます。出荷遅延率そのものの改善策は出荷遅延率の原因分析と出荷体制の見直しで解説しています。
避けたい書き方と言い換えの方向
| 避けたい書き方 | 足りない点 | 言い換えの方向 |
|---|---|---|
| 不注意でミスをしました | 仕組みの穴が書かれていない | どの手順がなかったために何が起きたかを書く |
| 今後は十分に気をつけます | 誰が・いつ・何をするかがない | 担当・頻度・確認内容・記録先を示す |
| 購入者の誤解が原因です | 自社の手順の穴ではなく、他者に原因を向けている | 外部の要因があっても、それを防ぐ手順が自社になかった点を書く |
| Amazonの判定は誤りです | 誤りだと示す根拠がない | 判定が誤りだと考えるなら、誤って検出されたことを示す証拠を添えて異議申し立てとして出す |
送信と、却下されたときの組み直し
送信の経路(ヘルプ上の表記)
アカウント停止の申し立ては、「アカウント健全性」ページ上部の「出品用アカウントの再開」から作成して送信し、追加の情報を求められたら「アカウント健全性の要請を見る」から提出します。注文不良率などの指標の要件を満たさず出品者出荷が停止された場合は、ヘルプ上「再審議請求を送信」(出荷遅延率のヘルプでは「アカウント健全性の申し立てを送信する」)から改善計画を提出すると案内されています。停止の範囲と再開の要件は出品者出荷が無効になったときの確認で整理しています。回答までは最大で2日間程とされていますが、再開の時期を示すものではありません。
出品情報の削除は、まず「商品規約の遵守」タブで該当の問題を探します。表示されない場合は在庫管理の停止中の出品やパフォーマンス通知で詳細を確認し、ページの指示に従って申し立てるか、出品情報を修正します。送信前の確認は提出先・資料・送信記録のチェックにまとめています。
却下の返信は「不足点のリスト」として読む
却下の返信やパフォーマンス通知には、措置が維持された理由や足りなかった点が書かれていることがあります。米国のセラーフォーラムに転載された返信(2021年、知的財産権の案件)では、侵害の可能性に申し立てが十分に対応していないとして、真正性の証明(請求書・許諾書など)か、根本原因をより詳しく書いた改善計画の再提出を求めていました。日本のストアの返信が同じ文面とは限りません。請求書が受け付けられなかった理由も、パフォーマンス通知で確認するよう案内されています。手元の返信は次の手順で読み解きます。
- 返信に書かれた理由・不足点を箇条書きにする
- 対応表のどの行・列の不足に当たるかを特定する(原因の掘り下げ、資料、提出の形の選び方)
- 事実確認が足りなければ調べ直し、資料が足りなければ要件を満たすものを用意する
- 前回から変えた点が分かるように書き直し、同じ文面は再送しない
再提出の回数や間隔に公式な決まりは見当たりません。回数より、不足点に一つずつ答えることを優先してください。ひな形の文章で説明が足りなくなる理由はテンプレート流用で不足する説明で整理しています。

やってはいけないこと
- 実施していない対策を実施済みとして書く:Amazonへ提供する情報は正確かつ完全であることが契約上の前提です。
- 書類を加工する、請求書を自分で発行する:受け付けられないうえ、虚偽や誤解を招く行為として扱われるおそれがあります。
- 新しいアカウントを作って販売を続ける:出品者行動規範では、出品する地域ごとのアカウントは原則1つで、例外は正当な理由があり、かつ全アカウントが健全に運用されている場合です。停止中に別のアカウントを作ることは規約違反です。Amazonサービスビジネスソリューション契約では、虚偽・詐欺・違法な活動へのアカウントの使用が疑われる場合など一定の事由があるとき、アカウントを直ちに停止・終了できるとされています。
- 通知に挙がった一部の指摘・ASINだけに答える:対応表で指摘と対象商品に漏れがないかを確認してから送信します。
よくある質問
Q. 改善計画は何文字くらいで書けばよいですか?
A. 日本のヘルプに文字数の上限や推奨の長さの記載は見当たらず、求められているのは明確かつ簡潔に書くことです。長さより、指摘ごとに原因・対応・予防と資料がそろっているかを確認してください。
Q. 通知の理由が抽象的で、何を指摘されたのか分かりません。
A. まず「パフォーマンス通知」と「商品規約の遵守」の「すべて表示」で、対象の商品と「次の手順」を確かめます。取引透明化法では、アカウント停止などの内容と理由が開示の対象とされており、経済産業省の委託事業「デジタルプラットフォーム取引相談窓口」でも相談できます。個別の法的な判断は弁護士に確認してください。
Q. 指摘や対象商品が複数あります。1つにまとめてよいですか?
A. 画面の指示に従うのが基本です。出品大学の英語の資料(日本のストア専用ではありません)では、「商品規約の遵守」のページで違反ごとに改善計画を提出すると説明されています。同じ原因の指摘は、原因の説明を共通にしつつ、商品ごとの対応と資料を分けて示すと整理しやすくなります。
Q. 提出前にAmazonへ相談できますか?
A. 大口出品者は、「アカウント健全性」ページの「お問い合わせ」(「今すぐ電話がほしい」)からアカウント健全性スペシャリストに相談でき、停止されたアカウントの回復に必要な情報の送信も対象とされています。大口出品者でない場合は、ヘルプや出品大学、セラーフォーラムの資料を使うよう案内されています。
まとめ
組み立ての要点を振り返ります。
- 書く前に、改善計画で出す案件か、別の形で出す案件かを見分ける
- 通知と「商品規約の遵守」から指摘と対象ASINを拾い、対応表で空欄をなくす
- 根本原因は「なぜ防げなかったか」まで掘り下げ、仕組みの穴として書く
- 是正措置は範囲・日付・資料で、再発防止策は担当・頻度・記録で示し、未実施のものは「予定」と明記する
- 主張と資料を番号で結び、却下されたら返信の不足点に一つずつ答える
自社で起きた事実を確かめ、実際に変えた手順を資料とともに伝えることが基本です。判断に迷う場合は、通知と資料を整理したうえで専門家への相談も検討してください。
※本記事は一般的な解説です。個別のケースは状況により対応が異なります。




