Amazonセラー復活相談室(以下、当室)は、Amazon公式の窓口ではなく、Amazon社と資本・提携関係もありません。この記事は、セラーセントラルにある、アカウント健全性のページに「アカウントの利用停止が保留中」「今すぐこれらの違反に対処してください」といった文が出て、何が起きていて、何から確かめればよいかを知りたい出品者に向けたものです。
先に答えを書くと、「1つまたは複数の重大な違反により、アカウントの利用停止が保留中になっています」という表示には「重大な違反」という語が含まれるため、まず公式ヘルプの「重大な違反」の説明と、画面の違反の一覧を照らして確かめます。ヘルプによると、重大な違反が見つかるとアカウント健全性の評価は赤になってスコアは0になり、アカウントが停止される前に、違反に対応するための期間が3日間あります。その間に、どの出品のどの違反かを確かめて、申し立てか異議申し立てをするのが基本の順番です。すぐに手順を見たい方は「3日以内に確かめる順番」の章をご覧ください。停止するかどうか、警告を削除するかどうかを決めるのはAmazonです。
本記事は、2026年10月19日に確かめたセラーセントラルの公式ヘルプ「アカウント健全性の評価プログラムポリシー」「アカウント健全性の評価(よくある質問)」「アカウント健全性の評価に含まれるポリシー」をもとにしています。画面の文は、当室にご相談いただいた方の画面に実際に表示されていたものを短く引いています。表示の文や画面の名前は変わることがあるため、最新のヘルプもあわせて確かめてください。
当室が担当するのは、提出案の作成と修正のアドバイスです。アカウントへのログインと、Amazonへの申し立て・提出は、お客様ご自身が行います。
健全性ページと通知でよく見る6つの文|どこに出て、何を表すか
アカウント健全性のページや、そこから届くメールには、決まった言い回しが繰り返し出てきます。それぞれの文が出たときに、公式ヘルプから読み取れることと、まず見る場所を表にしました。同じ文でも、出品者によって背景(知的財産・商品レビュー・商品の安全性など)は違うため、表は確かめる入口として使ってください。
| 画面や通知の文(短い引用) | ヘルプから読み取れること | まず見る場所 |
|---|---|---|
| 「1つまたは複数の重大な違反により、アカウントの利用停止が保留中になっています」 | 重大な違反に当たる場合、評価は赤・スコア0になり、停止の前に対応のための3日間がある | アカウント健全性のページの上部の帯と、違反の一覧の「影響」の欄 |
| 「利用停止を防ぐため、今すぐこれらの違反に対処してください」 | 重大な違反に当たる場合、3日以内に対処できれば、アカウントは停止されず、スコアも更新される | 帯に書かれた手順と、商品規約の遵守ダッシュボード |
| 「以下の規約違反の問題に速やかに対処することで、出品用アカウントの不要な混乱を回避することができます」 | 評価が「リスクあり」のときは、違反に速やかに対応することが勧められている | アカウント健全性のページの違反の一覧 |
| 「以下は、アカウントに関連するAmazonポリシー違反のすべての出品情報です」 | 違反は出品(ASIN)ごとに表示され、重大度ごとに評価への影響が違う | 一覧の各行の、ポリシー名・ASIN・影響(重大・高・中・低) |
| 「出品権限に関わる重要なお知らせについてご連絡する場合がございますので、緊急連絡先の設定を…」 | 重大な違反の対応期間に、アカウント健全性スペシャリストから電話が来ることがある | 通知設定の緊急連絡先の電話番号 |
| 「規約に関する警告を削除いたしました」 | 申し立てや異議申し立てが認められると、違反と評価への影響が取り消される | アカウント健全性のページで違反が消えたか、スコアが戻ったか |
「重大」「高」「中」「低」の違いや、スコアの増え方・減り方は、アカウント健全性スコアの記事で詳しく整理しています。
「利用停止が保留中」と出たとき|重大な違反と、3日間の対応期間
ヘルプ「アカウント健全性の評価(よくある質問)」によると、重大な違反が見つかると、アカウント健全性のページとEメールで違反が知らされ、アカウント健全性の評価が赤になり、スコアは0になります。アカウントが停止になる前に、違反に対応するための猶予期間が3日間あります。3日以内に重大な違反に対処できた場合、アカウントは停止されず、スコアはそれに応じて更新されます。

同じポリシーへの違反が繰り返され、180日以内に違反回数の上限に達した場合も、同じように重大な違反として表示されて評価は赤・スコア0になり、3日間の期間が設けられます。この場合、3日以内に対応しなければ、商品規約の遵守ダッシュボードで申し立ての送信を完了するまでアカウントは停止される、とヘルプにあります。
重大な違反の例と、スコアに関係なく停止されるとき
ヘルプが挙げる「重大」の例は、試買によって判定された偽造品・海賊版の商品、商品レビューの勧誘やポリシー違反の折り込み広告の同梱、他の出品者に損害を与える行為、売上ランキングや検索結果を操作する行為です。商品レビューの警告の場合の進め方は、商品レビューの警告の記事にまとめています。
また、ヘルプには、法律で義務付けられている場合や、虚偽・違法などの有害な行為が疑われる場合、アカウント健全性の評価以外のポリシーに違反した場合は、スコアにかかわらずアカウントが停止される、とも書かれています。「スコアが緑だから止まらない」とは言い切れない点に気をつけてください。
電話が来ることがある
ヘルプによると、3日間の猶予期間内に、アカウント健全性スペシャリストが出品者に電話をかけて問題解決のサポートをすることがあります。通知にある「出品権限に関わる重要なお知らせについてご連絡する場合がございます」という文は、この連絡のために緊急連絡先を設定しておくよう求めるものです。通知設定で、緊急連絡先の電話番号が今つながる番号になっているかを確かめてください。電話やメールの名乗りの確かめ方は、アカウントスペシャリストの通知の記事で整理しています。
3日以内に確かめる順番|どの違反に、どの方法で対応するか
表示を見たら、次の順番で確かめると、限られた期間を無駄にしにくくなります。

- ① アカウント健全性のページの上部の帯と、違反の一覧で、「重大」と表示された違反の件数とポリシー名を確かめる
- ② 違反ごとに、対象のASIN・日付・ポリシー名・届いたEメールの件名と本文を書き写す(言い換えずに)
- ③ 通知や画面で求められている資料と、違反が誤りだと考えられる根拠があるかを確かめる
- ④ 違反が誤りだと考える場合は異議申し立て、そうでない場合は画面の案内に従って申し立てを、商品規約の遵守ダッシュボードから送る
- ⑤ 緊急連絡先の電話番号を確かめ、送信日時と送った内容を控える
申し立てと異議申し立ての違い
ヘルプによると、申し立ては、ポリシーに違反しているが意図したものではなく、取り消すべきと判断される場合に使われます。異議申し立ては、違反が誤って検出された証拠を出品者が示す場合に使われます。どちらかが認められると、ポリシー違反とそれによるアカウント健全性への影響は取り消されます。出品を終了したり在庫から削除したりしただけでは、違反はアカウント健全性のページから消えない、ともヘルプにあります。
大口出品者のサポート
大口出品者は、アカウント健全性のページの「お問い合わせ」や「今すぐ電話がほしい」のボタンから、アカウント健全性サポートチームへ問い合わせができる、とヘルプにあります。問い合わせの窓口の使い分けは、問い合わせ先の記事で整理しています。
「警告を削除いたしました」と届くまで|違反が消える条件と、その後の180日
申し立てが認められると、「規約に関する警告を削除いたしました」という趣旨のEメールが届くことがあります。ヘルプが挙げる、違反がアカウント健全性のページから削除される場合は次のとおりです。
- 出品者が異議申し立てを行い、Amazonが違反は誤りだったと確認した場合
- 出品者が申し立てを行い、Amazonが、違反はあったが故意ではなく許すべきものと判断した場合
- 出品者が違反を認め、その出品情報を再び有効にしないことを確認した場合(特定の違反の種類だけ)
- 権利者が知的財産侵害の苦情を取り下げた場合
- 出品者が、権利を侵害する内容の削除など、違反を解決するのに必要な是正措置をとった場合
- アカウント健全性のページに追加された日から180日が過ぎ、削除できるようになった場合
削除されたあとも気をつけたいこと
ヘルプによると、申し立てが認められて削除された違反でも、異議申し立てをしていない場合は、180日以内は繰り返し違反の上限の回数に数えられることがあります。重大度の高い違反では、上限が2回までとなる可能性がある、とも書かれています。警告が消えたあとも、同じ違反を繰り返さない仕組みを作ることが大切です。また、アカウント健全性の評価によって停止された場合は、180日が過ぎても違反はアカウント健全性のページに残る、とされています。
スコアが黄色・赤のときと、停止されたあと
ヘルプによると、アカウント健全性の評価が緑(健全、200〜1,000)であれば、評価に含まれるポリシーに基づいて利用停止になるリスクはなく、黄色(リスクあり、100〜199)では利用停止のリスクがあり、赤(不健全、99以下)では利用停止の対象になるか、すでに停止されています。黄色のときに違反に対応せず、Amazonが出品者と連絡を取れない場合は、停止される可能性がある、とされています。
アカウント健全性の評価が原因で停止された場合は、スコアがアカウント停止の基準値(100)を上回るとアカウントは再開される、とヘルプにあります。そのためには、アカウント健全性のページで未解決の違反に対応するか、申し立てか異議申し立てをします。
健全性の警告の相談で当室ができること
申し立てや異議申し立ての送信、出品情報の修正、緊急連絡先の設定は、セラーセントラルからお客様ご自身が行う手続きです。当室がアカウントにログインしたり、代わりに送信したりすることはありません。
当室がお手伝いするのは、届いた通知とアカウント健全性のページの写しを確認して、どの違反にどの方法で対応するかを整理することと、申し立てや異議申し立てに出す説明文の案の作成・修正です。
警告を削除するかどうか、停止するかどうかを決めるのはAmazonで、当室が結果を約束することはできません。難しいと考えられる案件は、ご依頼の前に、その時点で分かっている範囲でお伝えします。
料金はどのご依頼も同じで、着手金80,000円+成功報酬80,000円(いずれも税込)、お支払いは銀行振込です。着手金は結果にかかわらずお支払いいただく費用で、成功報酬は、アカウントの再開など、そのご依頼の目的が達せられたときにいただきます。至らなかった場合、成功報酬はいただきません。相談は何度でも無料です。
よくある質問
Q. 「アカウントの利用停止が保留中」は、もう停止されたということですか?
A. この表示には「重大な違反」という語が含まれます。ヘルプでは、重大な違反が見つかると評価は赤・スコア0になり、停止の前に対応のための3日間があるとされています。3日以内に重大な違反に対処できれば、アカウントは停止されないとも書かれています。まず、帯と違反の一覧で、どの出品のどの違反かを確かめてください。
Q. 3日を過ぎてしまいました。もう申し立てはできませんか?
A. 繰り返し違反の上限に達した場合について、ヘルプは、3日以内に対応しないと、商品規約の遵守ダッシュボードで申し立ての送信を完了するまでアカウントは停止されると説明しています。停止されたあとも、申し立てや異議申し立てをして評価を戻す道があります。
Q. 出品を削除すれば、警告は消えますか?
A. ヘルプによると、出品を終了したり在庫から削除したりしただけでは、違反はアカウント健全性のページから削除されません。申し立てか異議申し立てをするか、ヘルプが挙げる削除の条件に当たる対応が必要です。
Q. 「警告を削除いたしました」と届けば、もう心配はありませんか?
A. 違反とその影響は取り消されますが、ヘルプでは、異議申し立てをしていない違反は、削除されたあとも180日以内は繰り返し違反の上限に数えられることがあるとされています。同じ違反を繰り返さない手順を整えておくことが大切です。
Q. スコアが緑なら、停止されることはありませんか?
A. 評価に含まれるポリシーに基づく停止のリスクはないとされていますが、ヘルプには、法律で義務付けられている場合や、虚偽・違法などの有害な行為が疑われる場合、評価以外のポリシーに違反した場合は、スコアにかかわらず停止されるとも書かれています。
まとめ
- 「1つまたは複数の重大な違反により、アカウントの利用停止が保留中」という表示が出たら、ヘルプの「重大な違反」の説明と違反の一覧を照らします。ヘルプでは、重大な違反は停止の前に対応のための3日間があるとされています。
- 3日以内に、帯と違反の一覧でどの出品のどの違反かを確かめ、商品規約の遵守ダッシュボードから申し立てか異議申し立てをします。
- 「出品権限に関わる重要なお知らせ」の文は、電話の連絡に備えて緊急連絡先を整えるよう求めるものです。
- 「警告を削除いたしました」は、申し立てや異議申し立てが認められたときなどに届くことがあります。出品の削除だけでは違反は消えません。
- 削除されたあとも、180日以内は繰り返し違反の上限に数えられることがあります。
健全性ページの警告で、何から手をつければよいか迷ったとき
当室はAmazon公式の窓口ではなく、Amazon社と資本・提携関係もありません。Amazonから届いた通知の本文やアカウント健全性のページの画面を、LINEで送っていただけます(画面の写しでも構いません)。通知と画面を見ながら、どの違反にどの方法で対応するかの整理と、Amazonに出す説明文の案の作成・修正をお手伝いします。アカウントへのログインと、Amazonへの申し立て・提出は、お客様ご自身が行います。警告を削除するかどうかを決めるのはAmazonで、当室が結果を約束することはできません。相談は何度でも無料です。
ID・パスワード・認証コードは送らないでください。
※本記事は一般的な解説です。個別のケースは状況により対応が異なります。




